3DCGbook

映像プロダクションに所属しています。主に毎日のアウトプットを配信していこうと思います。

映像を作るって大変だ!(3DCG編)

映像を作るって言い方は何が適切なんだろう?

私は「映像を作る」よりも
「開発する」といった方が適切だと思っている。

何故開発するか?と私が言うのか。
もちろん個々の捉え方により映像を○○の中は変わるだろう。

開発するという理由は大きく3つ。

1. その会社だけでしかできない技術を得る
2. 企画 → 要求定義 → 要件定義 → 設計仕様 → 実装(テストに始まり) ...
3. 部門間でのコミュニケーション(モデラー <-> リグ <-> アニメーター ...)


では1つずつ…

1.その会社だけでしかできない技術を得る

これは強みである。
「ああ、この表現はこの会社でしかできない。だからこの会社へ頼もう」
こうなったら勝ち。もはやブランド力。

ただこうなる為には開発をしなければならない。
開発をする為に必要なのは情報を残すことと振り返ること。
バージョンアップの考え方ができなければならない。
漠然と同じことを繰り返すだけでは新しいものは生まれない。

人月を叩いてでも日々検証、日々設計、日々開発を怠らないことが大事だと思ってる。

2. 企画 → 要求定義 → 要件定義 → 設計仕様 → 実装(テストに始まり) ...

企  画:こんな企画をしたいなー
要求定義:こんなことやりたいなー
要件定義:やりたいことをやるためにはこれが必要だなー
設計仕様:じゃあ仕様書に落とし込むかー
実  装:検証実装するかー

間にスケジュール作成とかもろもろ挟まりはするけど…。
これだけ見るとつまらなそうだな...(笑)
ただキャラクターを動かすまでの仕組みを作るというのは文字にするとこういうことになる。

動かす仕組みを作るというのをモデルとリグで行う。

アニメーターにさわってもらえるものを作る。
ゲームでいうところのプログラマ…といってもいいと思う。
ただビジュアルプログラミング言語で構造を作っているだけなので。

3. 部門間でのコミュニケーション

部門間でのやりとりは必ず発生する。
いや、やりとりしなくても進むことは進むのである。
ただそれは開発ではなく、与えられたタスクをこなすだけである。
かつお互いに好き勝手にやるので生まれるものは何もない。

常に「こうしたらもっとよくなるのでは?」というのを投げかける。
部門間なんて関係なくて素人でもなんでもいい。
要は「こうするともっとよくなるんじゃないの?」と部門間関係なく
伝えられるコミュニケーションが大事だと思っている。
上下関係なく一つの目標に向かうことがベスト。
※もちろん言葉は選ぶけど

以上、偉そうに書いてみたけど。

映像制作を客観的に見ると、
「映像をつくることは映像を開発することである」
と私は思っている。



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