3DCGbook

映像プロダクションに所属しています。主に毎日のアウトプットを配信していこうと思います。

Mayaオペレーション高速化計画 ~ 紹介編 ~

スクリプトはもちろん大好きなんですが…
実はワタクシ、オペレーション高速手法考えるマニアでもあります。
なんじゃそりゃって。

では、Mayaを使ってオペレーションを早くするにはどうするか。
ちょっと羅列してみましょう。

定番としてはこれら。
カスタマイズができる順でランク付けをしました。

・Shelf(初級)
・Marking Menu(中級)
・Hotkey(上級)

◎ Shelf

初めは最も使いやすいのがShelfだと思います。
が、今となっては使いません。
理由は、
・画面占有率が高いこと
・しっかり管理しないとゴミ捨て場になる
・アイコンだけで判断しにくい場合が多い

使う場合は、しっかりShelfを管理しましょう。
ShelfはデフォルトではMayaを閉じた時に自動でセーブされる設定になっています。
これを要求時のみセーブするようにします。

Shelf Editor より
Options > Save Only on Request
こちらに設定することにより自動でセーブされません。

# 応用編 Shelf + popupMenu
これにより何が可能になるか。
Shelf上でポップアップメニューが出せるようになります。

例えば、以下はShift + 右クリックでポップアップメニューを出せるように設定しました。
f:id:blendcomp:20150213011748j:plain

◎ Marking Menu

実は、これを使っている人が周りにほとんどいなくてびっくりしています。
Maya伝家の宝刀といっても過言ではないかと…。
ここをカスタムするのが一番の高速化への近道です。

AREA JAPANのマーキングメニューの記事は非常にわかりやすいと思います。
Autodesk :: AREA JAPAN | コラム | 第6回:マーキングメニュー活用方法(1/4)
Autodesk :: AREA JAPAN | コラム | 第7回:マーキングメニュー活用方法(2/4)
Autodesk :: AREA JAPAN | コラム | 第8回:マーキングメニュー活用方法(3/4)
Autodesk :: AREA JAPAN | コラム | 第9回:マーキングメニュー活用方法(4/4)

ただ、Marking Menuの注意点ですが…。
シーンが重たいと思うように動作しない時があります。
なのでかっこよくフリックしても処理が間に合わなくて
変なコマンドを実行してしまう場合があるのでご注意を^^;

◎ Hotkey

別名ショートカットキーですね。
これはデフォルトでもひっそりと使えるものが潜んでいたりします。

k - 押しながら、マウスの左/中ボタンドラッグでTime/Range Sliderを動かすことができる
j - 押しながら、Rotateで15度ずつ回転できる(90度ずつとかの設定も可能)
shift + q - コンポーネントモードになります。F8より近いし…。

# 応用編 カスタム Hotkey
自分の好きなコマンドを登録します。
私の登録例としては…
・先ほどのkキーをaキーとして登録(kが遠いから)
・Ctrl + Shift + A - ツールオプションを開く
・Ctrl + Shift + S - Paint Skin Weights Tool
・Ctrl + Shift + C - Paint Cluster Weights Tool
とかこんな感じ。

# もっと応用編 Hotkey + popupMenu + Marking Menu
さらに私の場合は、
・alt + x + 左マウスボタン
・alt + x + 中マウスボタン
・alt + x + 左マウスボタン
などでポップアップメニューが出るようにしています。
それらが,wにもeにもcにも登録してあります。
それだけで物凄い量のショートカットが登録できます。

例えば以下は、alt + x + 左マウスボタンクリックで以下のメニューが出せるように設定しました。
f:id:blendcomp:20150213013448j:plain
セレクションマスクのマーキングメニューを作り、
それを alt + x + 左マウスボタンで出せるようにしています。

このように組み合わせることで新しいオペレーションが見つかるかもしれません。
とりあえずは紹介ということで…実際にどうやるかはまた時間がある時に~。